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中学生になった冬樹がなんと運動部に入部したんすよ（驚）
どの運動部にするのか友達と相談し
候補を２つに絞ったらしく
あたいにも相談してきました
その２つと言うのが【テニス】と【卓球】
あたい的には見た目重視でテニスを勧めたのですが
友達との多数決で卓球に決まったとのこと
それはそれで練習に励んでおります
今まで朝は７時過ぎに起床して
慌てて朝ごはんを詰め込んで学校に行っていたのに
部活を始めてからは毎朝６時２０分には家を出ています
暗くなるまで練習しヘトヘトになって帰ってくる冬樹を
家族としてかなり意外だったので全員で応援しております
まずはマイラケットを手に入れなければ！と言うことでショップに探しに！
昔ながらのペンホルダータイプよりも
流行りはやっぱりシェイクハンドタイプがカッコイイ♪みたいで～
でも両方使ってみたいとぬかすので仕方なく２本づつ購入
既にラバーも装着してある初心者用だったのですがなかなかのお値段（驚２）
学校の休みの土日には無料で使える市の体育館で友達と練習している様子
そんなある日　冬樹があたいに
「お姉は卓球できんの？やったことあるの？」と舐めた口調で聞いてきました
あたいは「蝶の様に舞い蜂の様に刺す！スポーツ万能娘のあたいを舐めるなよ！」と返したら
「じゃ～勝負してみるかい？」と見下した視線
「負けたら土下座せいや！」と互いに自信満々状態で対決の約束をしました







正直なお話、あたいの卓球歴はボーリングの待ち時間と体育の授業くらいしか無く全くの素人
しかしまだまだ冬樹ごときに負ける訳には行かない！
どんな手（汚い手でも？）を使っても勝たねば！







そして対決の日
向かう途中の車で「やっぱしお姉とじゃ恥ずかしいな～」と言い出した彼に
「お？ビビってきたんか？」と余計なことを言ってしまい
「ふん、やったるわい！」と気合再投入させてしまいました（焦）

最初は軽くラリーで練習
久しぶりの感覚に戸惑うあたいを嘲笑う様に余裕の冬樹
「そろそろ始めるぜ～」の声と共にあたいも本気モード突入！
ゲームは１１点先取したら勝ち
あたい得意の？カットサーブをネットに引っ掛けてイラつく冬樹に
「どした～卓球部～♪」と挑発攻撃（爆）
シーソーゲームの結果、初戦は僅差で負けてしまいました（泣）
「言う程でもないじゃん」と彼のひきつる笑顔に唇を噛み締め無言のあたい
２戦目からは返しを端っこや正面、バックハンド側に集中し連勝♪







「まだまだだな～冬樹くん♪」とは言ったものの
心の中では勝てて良かった～と胸を撫で下ろしておりました
「あの程度のレベルに負けるとは～悔しい～！」と納得いかないらしく
「もっと勝負だ！」とねだる冬樹に
「お姉はやることが有るんじゃ！そろそろ帰るよ！」と
２時間の死闘に終止符を打ちました
たかが２週間程で生まれて初めてプレイする卓球を
あそこまで自分のモノにしているとは！
なかなかヤルの～弟よ！と内心嬉しい夏美お姉さんです♪







いつでも鍛えてやるとは言ったけど～次は勝てないかも～（汗）

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