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2008/11/14よりスタート♪
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指揮官南雲:フレンドアタックとはな
        わざとロックオンさせ発射されたミサイルを
        敵の戦闘機手前で回避し撃墜する神業だよ
ピーベリック:そんなことができるのですか!
指揮官南雲:できるさ、あいつにだけはな。
        その攻撃で敵機5機を撃墜したのだが
        あまりの敵の多さ、複数のミサイルの多さに
        プルの奴、最後は撃墜されてしまったのさ。
        その隙に俺達は逃げることができた。
        あいつが落ちて行く戦闘機のコクピットから
        俺に親指を立て笑っていた姿は
        未だにハッキリと目に焼き付いている。
        奴は自分の世界を持って飛んでいた。
        凡人には理解できない領域でな。
ピーベリック:なぜそれが機密扱いになってしまうのですか?
指揮官南雲:それはなピーベリック
        あるラインを超え突き詰めると
        その世界(ダムガンネタ?)は万人のモノではなくなるのだ。
        限られたその領域に達している人間でないと理解できない世界。
        だから家族、お前にも本当の事を知らせることを禁じられたのだ。
        プルベリック、あいつは俺が今まで見てきた中で最高の飛行機乗りだったよ。
涙ぐむピーベリック
ピーベリック:やはりオヤジは正しかったんですね!
        せっかくの休日にお邪魔しました指揮官
        いろいろ聞かせていただきありがとうございます。
指揮官南雲:いいのだよピーベリック
ピーベリック:では失礼いたします
指揮官南雲:ピーベリックよ
                      お前の父、プルベリックを超える1歩は正に今だ。
        くじけず諦めずに這い上がって来い!
と心の中で祈る南雲であった。
        

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休日の昼下がり
指揮官南雲の家を訪ねるピーベリック
ピンポン!
南雲妻:あらピーベリックじゃないの~入って
ピーベリック:こんにちは奥さん、指揮官はいらっしゃいますか?
南雲妻:ええ、今呼んで来るからここで待ってて
ピーベリック:はい、ありがとうございます
壁に飾ってある南雲と戦友達との写真に目をやるピーベリック
指揮官南雲:おはようピーベリック、どうしたんだ?
ピーベリック:おはようございます指揮官、はい、お話がしたくて・・・
指揮官南雲:そうか、で?なんの話だ?
ピーベリック:はい・・・これからどうすればいいか・・・
指揮官南雲:どうすれば?
        お前は十分なポイントを獲得しているから
        トップガンに戻り卒業してもいいし諦めて出ていってもいい
        あの事故なら私でもショックを受けただろう
ピーベリック:出ていくべきですか?
指揮官南雲:そうは言っていない
        お前はセナガーの死が自分の責任だと感じ自信を失ってしまった
        私はお前を元気づけようとしている訳じゃない
        優秀なパイロットならこれまで学んだことを基にして
        正しく判断できるはずだ
        そして命を賭けて飛ぶ
        それがパイロットの仕事だ
無言で聞いているピーベリック
指揮官南雲:私はお前の父、プルベリックとは共に闘った仲間だった
ピーベリック:では指揮官!あの日は!
指揮官南雲:ああ、一緒に飛んださ
ピーベリック:本当のことを教えていただけないでしょうか
指揮官南雲:お前は本当のことを知らされていないのだったな
        分かった。クビを覚悟で教えてやる
ピーベリック:私はオヤジがミスをするなんて有り得ないと思っています
指揮官南雲:そうさピーベリック、プルはミスなど犯していない
        あの戦場はいまだかつて経験したことが無い程の地獄だった
        帰還できないかもしれないと噂になる程のな
        出撃前、私は偶然トイレでプルの奴と逢ったんだ
        それは苦しそうに胸を押え口から血を吐いている
        あいつの姿だった
南雲:おい!大丈夫かプルベリック!すぐに病院に行かないと!
プルベリック:チッ、選りによってお前に見られちまうとはなぁ
        もう病院には行ったさ。
        でもな、検査やら薬やらでつくづく嫌になっちまった
        自分の体は自分が一番わかるってもんさ
南雲:しかしこの血は!
プルベリック:おい南雲、俺から戦闘機を取っちまったら何が残るんだ?
        それは一緒に戦ってきたお前が一番分かっているはずだぜ?
        今日の戦場で俺が飛ばないでどうするんだ!
南雲:家族は知っているのか?
プルベリック:いいや、黙ってある
        お前しか知らないことだ。秘密にしといてくれよ南雲
指揮官南雲:そう言ってあいつは出撃していったのさ
        戦場はアンジェ部隊の汚い攻撃でめちゃくちゃ
        戦友が次々に落とされていく最悪の状態
        そしてついに私とプルベリック、ほか3機だけになってしまった
        その時あいつは自分を犠牲にして私達を助けてくれたのさ
        フレンドアタック攻撃でな
ピーベリック:なんですかそれは?

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昨日の朝
クライアント先へ向かう車の中で聴いたニュース
心肺停止状態で病院に搬送された!
え?と耳を疑いました

昨日6月26日
世界のキングオブポップ
マイケル・ジャクソンがこの世を去ってしまいました
100541_l.jpg
1982年に世界的大ヒットを記録したアルバム【スリラー】
まだCDではなくレコード盤での発売
誰もが知っているこの作品
誰もが聞いたスリラー
彼の残した傑作でございますね

私も彼の作品はベストアルバムですが持っております
心地よいリズムとカッコイイダンスナンバーが大好きでした


私の大好きなエンターティナー
フレディ・マーキュリーがインタビューで言ってたことですが
【お金で手に入るものはすべて買った。でも本当の愛だけは手に入れることができなかった】
読んだ時はなんて言っていいのか
切ない気持になりました(悲)

マイケルもそうだったのかなぁと
彼が居なくなってしまった今
ちょっと可哀想になってしまいます(泣)
4f9ef9a1996f873fa9a7ee112043469f.jpg彼が私達に残してくれた数々の名曲

同じ時代を過ごせた幸せに感謝し

これからも彼の作品を聴いていこうと思います




ご冥福をお祈り申し上げます(泣)









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セナガー告別式
アイスバルンと彼女のATKディエル
ピーベリックと夏美
仲間達が最後の別れをしている
アイスバルン:ピーベリック、セナガーはいい奴だった。残念だよ
ATKディエル:自分を責めちゃダメよ。
くちびるを噛み締めナギーサのもとに向かうピー
気づいたナギーサがピーに駆け寄りすがりつく
ピーベリック:ナギーサ
ナギーサ:彼はあなたと飛ぶのが大好きだった
       あなたが居なくなっても彼なら飛んでた
       辛くてもきっと飛んだわ
握りしめていたセナガーの認識章をナギーサに渡すピー
気丈に振舞っていた彼女だったが
溢れだす涙を我慢できず
うつむきながら走り去ってしまう
ピーベリック:すまんナギーサ
空を仰いだピーの頬を止めどない涙が流れ落ちている

軍の裁判で一切の責任が無いと審理が下り
飛行訓練に戻ったピーベリック
くま軍曹:どうしたピーベリック!かかってこないか!
レーダー員:敵機発見 2時の方向だピーベリック
         絶好のポジションだぞ!
くま軍曹:撃って来い 撃たないか!
レーダー員:いつでも撃てるぞピーベリック
        おい!なにをやってるんだ!
ピーベリック:これじゃダメだ、攻撃できない
レーダー員:なにがダメなんだよ!こんなにいいポジションはないだろ!
ピーベリック:・・・・
レーダー員:やる気がないならやめちまえ!
ピーベリック:黙ってろ!言われなくても俺が撃てると判断したときは撃つ
        わかったか!
そのやり取りを聞いていたくま軍曹と指揮官南雲
くま軍曹:もう乗れないな 戦う気がないですにゃ
指揮官南雲:すぐ元にもどる
くま軍曹:いや、ダメかもしれないですにゃ
指揮官南雲:いいから飛ばせろ

ロッカーから自分の荷物をまとめて出て行くピー
その様子を見ていたクママンが夏美に連絡を入れる

レストランのカウンターでションボリしているピーの横に夏美が現れる
夏 美 : ここいいかしら?
ピーベリック:ああ
夏 美 : さよならも言わないで消えるつもり?
ピーベリック:・・・
ウエートレスが注文を取りにくる
夏 美 : あ~彼と同じもの、毒薬でしょピー?
ピーベリック:ミネラルウォーターだよorz
         昇進したんだってな?ワシントンへ行くんだろ?おめでとう
夏 美 : ありがとう でもさよならは言うつもりだった
ピーベリック:君と逢えて良かった
夏 美 : あの事故の報告書を見たけどあなたには全く責任が無かった
        あなたのせいじゃない
                  あなたは海軍で最高のパイロットよ
        もちろん戦闘機に乗るのは危険なこと
        それでも飛び続けなきゃ
ピーベリック:君にはわからないさ
夏 美 : 初めて逢ったときの自信に充ち溢れていたあなたはどこ?
       いまはどう?
ピーベリック:・・・
夏 美 : あなたはマッハ2で大空を飛びながら
        スリルを感じていないと満足できないはずでしょ?
                ねえ、そうでしょ?
ピーベリック:もうそれは終わった。終わったんだ
夏 美 : 頂点を極めたいなら逃げ出してしまったらそれまでなのよ!
ピーベリック:そんなことわかってるよ
夏 美 : あなたの力になりたいのよ!
ピーベリック:気持は嬉しいけど・・・助けが必要ならもう頼んでるよ
夏 美 : じゃもう手遅れ?
       逃げ出すわけ?
       ここでなにも学ばなかったのね
         逃げること以外は
ピーベリック:・・・
夏 美 : 逃げ出し方は本当に見事ね
ピーベリック:・・・
夏 美 : さようなら ピーベリック
 



 

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飛行訓練中、戦闘機の中でおしゃべりをする上機嫌なピーとセナガー
ピーベリック:今日もバシッと決めて行きますかぁ!
セナガー:ずいぶんと嬉しそうじゃないかピーベリック?
ピーベリック:まあね~w敵機撃墜達成ってとこかな♪
セナガー:へーw実践みたいに上手くいくのかね?あははw
ピーベリック:そー言えばセナ、あの美人のナギーサとはまだくっついてるのか?
         セナといやいや付き合ってないで早く別れて俺と付き合えって言っといてくれよw
2734.jpg
ナギーサ♪
無理やり友情出演!
ごめんねなぎさちゃん(謝)




セナガー:何を戯言を!もちろんラブラブだぜ!
ピーベリック:ナンパではお前に負けないけどナギーサの素晴らしさだけは俺の完敗だ!
セナガー:あたぼーよ♪彼女が週末に遊びに来る約束だから一緒にメシでも食おうや!
ピーベリック:そだな、俺も紹介したい彼女が居るしな♪
セナガー:仕方ないから当てられてやるよw
ピーベリック:それは俺のセリフだろ?w
くま軍曹:お前達、真面目に訓練せんか!
ピー&セナ:すんませーんw
指揮官南雲:おはよう諸君、現在の気温は摂氏43度
セナガー:マジかよ~相手は南雲指揮官だぜ!
ピーベリック:指揮官も相手が俺達だと知ったらやべえって言うぜ!
セナガー:ああ、きっとそう言うだろーな
アイスバルン:機影発見。敵機は複数。方位165°距離は3.7キロ。遠ざかっていくようだ
ピーベリック:こちらも敵機発見。2時の方向。接近する
アイスバルン:接近する
ピーベリック:アイスバルンの奴 割り込みやがって!
         邪魔だ邪魔だどけってんだよ!
                      アイス!撃つなら撃てよ!
セナガー:邪魔だアイス!そこをどけ!
ピーベリック:アイス!撃たないならどけ!
        ちくしょう!いつまでグズグズしてんだ!後ろから撃つぞ!
アイスバルン:うるせー奴だな!この獲物は俺が仕留めるんだよ!
ピーベリック:なにをー!
アイスバルン:この獲物はとってもええもの♪なんちゃってぎゃははw
ピーベリック:うわー凍り付く様なオヤジギャグだ~くだらねーこと言ってないでどけ!
アイスバルン:すんませーん(泣)
ピーベリック:俺が前に出る!右旋回しろアイス!
アイスバルン:へ~い
セナガー:うわ!ジェット気流だ!
ピーベリック:あ~まずい
セナガー:大変だエンジンが止まった、第1エンジン停止
      第2エンジンもだ!
ピーベリック:セナガー!コントロールが利かない
        体制を立て直すことができないぞクソっ!
セナガー:機体がスピンしてる、コントロール不能だ!まずいぞまずい!
アイスバルン:メイデーメイデー。ピーベリック機がフラットスピンしてる
         海に墜落するぞ!
セナガー:高度8000フィート・・・7000フィート
         高度6000フィートだ!あー!
ピーベリック:体が前に押し付けられて脱出レバーに手が届かない
         セナガー!レバーを引いてくれ!
                 俺はレバーに手が届かないんだ、頼む!
セナガー:今 手を伸ばしてる
ピーベリック:早く引け早く早く!
セナガー:キャノピーに気をつけろ!
レバーを引くセナガー
キャノピーが外れシートと共に勢い良く飛び出す2人
グワン!
セナガーがキャノピーに頭を打ち付けてしまう
パラシュートで海に着水する2人
ピーベリック:セナガー!セナガー!しっかりしろ!
頭から血を流し反応のないセナガー
ピーベリック:どうした!大変だ セナガー!あぁ・・・
セナガーを抱きかかえるピーベリック
ピーベリック:セナガー
救援のヘリが到着し救助員が2人のところに泳いでくる
救助員くま蔵:大尉!手を放してくださいですにゃ!
         手を放してくださいですにゃ大尉!

1人ロッカールームに居るピーベリックのところに指揮官南雲が訪れる
指揮官南雲:ケガはどうだ?
ピーベリック:大丈夫です
指揮官南雲:セナガーは死んだ
ピーベリック:知ってます
指揮官南雲:パイロットを長くやっていればこういうこともある
ピーベリック:自分のレーダー員は自分の責任です
指揮官南雲:ベトナムにおいて私の隊では10機が撃墜されて10人が死んだ
        最初は自分が死んだように辛い
        だがそれで終わりじゃない
        他にも仲間がいる
        セナガーは忘れろ
        早く忘れるんだ
優しく話しかけ部屋を出て行く指揮官南雲
鏡をみつめるピーベリック

夏美のランボルギーニの助手席に座っているピー
ピーベリック:俺のせいだったかもしれない
         いや・・・
         何がいけなかったんだ?
夏 美 : あなたの力になりたいわ
ピーベリック:あいつが死ぬなんて・・・
車を出るピーベリック
夏 美 : 会いたくなったらいつでも来て!
車をあとにするピー
彼の後ろ姿を悲しそうな眼でみつめる夏美


 

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